ゆらゆら 預かり メガネ. 部屋を出た時は まだあんなに明るかったのに ポツリと呟いた言葉は 真っ白い息と一緒に たちまち 闇へと溶けていく ハァーーッ 握った両手を擦り合わせる様にして 口許で息を吹きかけた ホンの気休め程度でも 一瞬の温もりを求めたくなる程 日が